タートルマラソン報告 [ハーフ]
北千住の駅を降りると、そこはもうランナーだけの世界。
改札周辺には待ち合わせの人たちがズラリとならび、
会場までの狭い道には人の波が続く。
ハーフというのに、どうしてこんなに参加者が多いのか。
あとでプログラムを見てわかったことだが、
タートルマラソン国際大会は今年で44回目。
日本で最初の市民マラソン大会という伝統ある大会だった。
参加者の数はなんと12,830人。
フルマラソンの有名な大会、たとえば佐倉健康や福岡マラソンより多い。
秋のマラソンシーズンの前哨戦なのか、
それとも交通の便が良いせいか、かなりの数だ。
参加賞の受け取り、荷物預け入れは、
おおむねスムーズだしトイレの数も多い。
走る前の給水サービスも嬉しい。
伝統のせいかもしれない。
午前10時のスタート。
合図の音は聞こえなかった。
私のスタートはBブロック。
前方なので、スタート直後の渋滞はなかった。
最初の1㎞は5分43秒。
目標にしている1km5分15~20秒と30秒も差がない。
快調な滑り出しと言っていい。
気温は既に24、5度はあるだろう。
見上げれば、青空の半分が雲に覆われている。
直射日光が差し込んだときは、
夏と同様の強い日差しが照りつける。
5kmは26分43秒。
1kmの平均5分20秒と、ほぼ目標通りのペースだ。
しかし、このまま最後まで行けるのか?
さらに進むと、折り返したエリートランナーが帰ってきた。
上位の選手は誰もが研ぎ澄まされた体をしている。
10kmは53分41秒。
悪くはないが、このペースでは1時間50分は切れない。
ペースを上げなくては。
折り返し地点を過ぎた。
しばらく、すれちがうランナーの中から、
なっしーこさんの姿を探したが見つけられなかった。
やや右の膝が痛む。
気のせいなのか、どうなのか。
マラソンを走っている時の痛みのほとんどは、
錯覚だという。
脳が、「こんなこと、さっさ止めようよ」と、
勝手に体にシグナルを送るらしい。
錯覚かもしれないが、心配になる。
15kmは1時間21分6秒。
やはりペースは落ちていた。
1時間50分はもう切れない。しかし、55分は切りたい。
ロングスパートをしようとしても、
なかなかスピードが上げられない。
20kmは1時間48分27秒。
せめて、ここからでも上げたい。今度こそ。
スピードを上げた。
何十人も抜いたけど、
後ろから同じ足音がずっと聞こえて来る。
今抜いたうちの誰かが、背後についてきているようだ。
むむっ、ここで私を抜こうというのか?
ようし、望むところだ。
抜けるものなら抜いてみろ。
そう思うとアドレナリンが全開だ。
スピードをグンと上げられた。
けっこう力が残っていた。
ゴールまで2、3百㍍だ。
誰にも抜かれるものか。
どんどん抜いた。
仮想でもいい。
ライバルがいると、記録は絶対にアップする。
ゴール。
タートルマラソンは、すぐには記録がもらえない。
手元のGPSでは1時間55分1秒。
おそらくタイムは1時間54分50秒前後だろう。
自己ベストの更新はならなかった。
単純に倍にすれば、フルで3時間50分。
でも、フルではこんなスピードでは走れない。
さいたま国際マラソンまで、あと1か月。
スピードを上げなければサブ4は厳しい。
これから、ビルドアップ走で鍛えなければ。
こんにちわ。
タートルマラソンお疲れ様でした。
jackさんはぼくからみればまさに研ぎすまされたランナーですよ。
カッコイイです。
こちらも大阪マラソンに向けて今からボチボチ練習します。
by 49歳初挑戦男 (2015-10-18 19:37)
>49歳初挑戦男さん
ありがとうございます。
でも、私はやせているだけですから。
えっ、これからボチボチ練習ですか?
ちょっと遅い気もしますが、
経験値がありますからね。
応援してますよ~
by Jack (2015-10-18 21:46)
Jackさん、お疲れ様でした。
タイムを狙うには、ちょっと気温が高かったですね。
いよいよシーズンに入ったことへの実感と、去年の楽しかった
打上からもう1年が経ってしまったことへの、時間の速さを感じています。さて、わたくし先程、若潮マラソン、エントリー完了しました。
by ゴードン (2015-10-18 23:09)
ゴードンさん、
本当に季節が逆戻りした暑さでした。
暑さや強風を理由にしたいところですが、
実力があれば、それを克服してるはずですね。
若潮エントリーしましたか。
うーん、初マラソン惨敗のリベンジをしようか、
迷っています。
なっしーこさんはエントリーしたそうです。
by jack (2015-10-19 08:58)
jackさん、お疲れ様でした。timeのうっぷんは埼玉国際ではらしてください。やはり暑かったですね。加えて、私は後方スタートだったので、人の多さに四苦八苦しました。でもKANPEIコーチがおっしゃる通り、大会だと全力で走るので、良い練習になりますね。
帰りの沖縄料理ランチは那覇マラソンの前哨戦??になりましたかね〜
ゴードンさん、若潮、初めてなのでいろいろご指導よろしくお願いします。
jackさん、是非出ましょうよ。大リベンジ間違いなしです^_^
by なっしーこ (2015-10-19 12:34)
なっしーこさん
お疲れ様でした。
KANPEIさんが、秋は毎週レースに出ていた理由がわかりましたね。
ところで、若潮ですか?
誘われると断れない私。
出ないといけなくなりましたね。
by jack (2015-10-19 14:00)
この日は暑かったですよね。お疲れ様でしたー!
『仮想でもいい。ライバルがいると、記録は絶対にアップする。』って素敵なかっこいい表現ですね!!
僕もレース中、ライバルを探しながら走っていますよー。
自分の目標としているペースと同じぐらいか、少~し速いぐらいの人を見つけると嬉しくなりますし、不思議と楽に走れるものですよね。
そのペーサーを抜くときと、速くて付いていくのを諦める時の見極めも楽しいところです。
ラストスパートってほんと気持ちいいですよね\(^o^)/
by じゅんた (2015-10-20 12:42)
>じゅんたさん
モチベーションアップには、
ライバルの存在が大きいですよね。
ゴールの瞬間、写真をカッコよく撮られようと、
その時だけダッシュする人っていますよね。
レースに出始めたころは、そんな人に抜かれるとくやしくて。
以来、ゴールが近くなると、「抜かれるもんか」と、
必死の形相で走るようになってしまいました。
動機はカッコ悪くても、
最後のごぼう抜きは本当に気持ちいいですね。
by jack (2015-10-20 14:23)
Jackさん
順調ですね!
昨年のこの時期は2時間を切っておられませんでした。
この調子ですと、「さいたま国際」でのサブ4ほとんど達成したも同然です
ね。
僕は昨シーズン、滑り込みでサブ4が出来ましたが、ハーフで1時間50分
を切れたのはサブ4の大会の僅か1週間前でした。
これからドンドン仕上がってくるはずなので、間違いなく「サブ4達成曲線
」に乗っています!
僕の方はと言うと、今度の日曜日は「大阪マラソン」なのですが全く話にな
らない状態です。引越し荷物の整理で無理な姿勢で作業したので、またまた
腰を痛めてしまいました。
走らないと不安なので18日に「月例武庫川マラソン」という市民大会で3
0kmに出ましたが、25kmでギブアップしてしまいました。
大阪マラソンでは、これまで編み出した「幽体離脱走法」を駆使して、何と
かこのブログで報告できる程度のタイムで完走したいと思っています。
by KANPEI (2015-10-20 23:17)
KANPEIコーチ
腰痛とリタイアは不安ですね。
でも、独自の理論に基づく調整と、
幽体離脱走法により大阪は完走されるものと信じています。
私は昨年のタートルは2時間1分くらいでした。
膝を痛めて、直前2週間がまったく走れなかったことが原因です。
その後、3月初めの千葉ハーフで1時間53分を出し、
3月末のフルで薄氷のサブ4達成でした。
今回、確実なサブ4のためにも、
1時間50分を切りたかったです。
あと一ヶ月。
あとちょっとのスピードアップが課題です。
by jack (2015-10-21 09:04)
沒有醫生的處方
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by Cialis from canada (2018-04-15 04:18)