SSブログ
佐倉朝日健康マラソン ブログトップ

4シーズン連続サブ4に挑む [佐倉朝日健康マラソン]

1月110km

2月130km

3月140km

サブ4には1ヶ月最低150kmの走り込みが必要だと言われている。

練習不足は明らかだったので今季のサブ4はあきらめていた。


3月4日、ハーフマラソンに出場したところ、

1時間51分というセカンドベストだった。

ひょっとしてサブ4もいけるかもしれない。

それから3週間。その気になって練習を始めた。


1週間前には15kmのビルドアップ走でまあまあのタイム。

酒を控えて、睡眠時間もふだんより多くした。

体にBCAAを蓄えようと多めに摂取。

体調は万全だった。


3月25日。

天気予報では気温が20度まで上がるという。

悩んだ末にキャップ、サングラスは着用。

シャツは半袖のみ。

タイツははかずに短パンのみ。

グローブもやめた。

アミノバリュー3本とゼリー2本を小さなポーチに入れた。

ウエアの重さは最小限にするためだ。


ちょうど、うどん屋がやっていたので、

ぶっかけうどんを食べ、

空いているトイレで全て出し切り、

スタートラインに並んだ。

全てが順調で不安材料は一切なかった。


号砲が聞こえた。

佐倉の参加者は5000人くらいだっただろうか。

ゲート通過までに2分くらいかかった。


運動場を出て、住宅地の中を走る。しばらくは下りだ。

新しく買ったGPSはアベレージペース、ペース、距離を表示するようにした。


前半、多少のアップダウンはあるが、それほどのものでもない。

1okmは57分41秒。

まずまずだ。

しかし、体が重い。つらい。

まだ前半。

以前なら、ついついスピードを出しすぎるところだが、

いまは精一杯走っている。

いつまで持つだろう。

アミノ酸をとる。


15km。

エイドのクリームパンを食べる。

17km、パワージェルをとる。


20km。

1時間53分40秒。

悪くない。このまま行けば多少の貯金ができるかもしれない。


ハーフ通過はグロスで1時間59分48秒。

ほとんど余裕はない。

このままいけるだろうか。

苦しい。

サブ4の達成はいつもきついけど、

今日はいままでで一番苦しい。


30km。2時間50分12秒。

ペースが落ちなければ、サブ4だ。

沿道の人たちからも

「サブ4いけるよ」

なんども声をかけられた。


30kmすぎのエイドステーションではバナナ半分と梅干しをとる。

35kmすぎ、後ろからサブ4のペースランナーがきた。

しばらく並走したが、1kmもついていけなかった。

彼らが視界に入っているうちはサブ4可能だ。

しかし、どんどん遠くなっていく。


37km。

「あ、こんにちは」

今回はサブ4を狙っていると言っていたHさんだった。

「サブ4がんばって」声をかけられた。

「(Hさんだって)いけるでしょう」「行きましょう」

強気な声をかけた。

本当はぎりぎりだったけど。


実際、このペースで行けばサブ4は間違いない。

しかし、苦しい。

なにもかもが痛い。

ほんの少しの貯金なんて、ペースダウンしたらたちどころになくなる。

とはいえ、グロスでは無理でも最後はネットならサブ4いけるだろう。


40km。3時間47分35秒。

残り12分25秒。

1km6分ペースでもサブ4達成だ。

もう間違いない。

「サブ4いけるよ」

声の主はゴードン氏だった。

サブ3,5ランナーが歩いていた。


GPS時計を見ると、

私のペースは1km6分10~20秒に落ちている。

もう少し出さなければネットも苦しいのではないか。

ちょっといやな予感がした。

しかし、足が動かない。

歩きたい。

でも、歩かない。

絶対に。


41kmすぎ。

いよいよ、この登りさえ終えればゴールだ。

しかし、この坂がきつい。

歩きはしないけれど、歩くようなスピードで上りきった。

時計が見えた。

4時間0分40秒。

よし、このまま走りきれば、

グロスは無理でもネットでサブ4はいける。


「jackさんゴールおめでとうございます」

MCの声が聞こえた。

ゼッケンで検索して名前を呼んでいるのだろう。

ちょっと嬉しかった。


ゴール。

念のため、ひと息ついてからGPS時計を止めた。

3時間59分57秒。

なんとか、ネットでサブ4は達成できたようだ。

しかし、ぎりぎりだった。

たったの3秒前。


満足感にひたりながら、ふりむくと

3時間半を切ったというMさんがいた。

二人で、しばらく芝生に寝転んで、

4時間15分くらいでゴールするはずのreikoneesanを待った。

全力を出し切り、清々しさでいっぱいだ。

reikoneesan、SATOさんが思ったよりちょっと遅くゴールした。


一緒に記録証をもらう。

印字された数字にちょっと驚いた。

ネットタイム 4時間00分17秒。


サブ4達成はならなかった。

思えば、佐倉のタイムはいつも時計などより良くない結果になる。

しかし、これが正式な記録だ。


4期連続のサブ4はならなかった。

でも、今の自分の実力は精いっぱい出し切った。

つらかったけど、

最後の最後まで耐えた。

これが、マラソンだ。









nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

だからフルマラソンはおもしろい [佐倉朝日健康マラソン]

今回の佐倉で自己ベストに挑んだ二人。
明暗が分かれました。

自己ベストが3時間41分だったゴードンさん。
3時間30分切りに挑戦を宣言。
マラソン評論家A氏や私の予想を覆し、
3時間26分という快走を見せてくれました。

自己ベスト5時間のにっしーさん。
事前のハーフでは1時間40分台を立て続けに出し、
フルでのサブ4は間違いないと思われました。
しかし、前半は2時間を切ったものの、
後半失速、かろうじて5時間を切るという結果でした。

当日の打ち上げでは、
「ゴードンすごい!」
「にっしーアホか!」
これまでの打ち上げ史上最高の盛り上がりでした。

私は思います。
だから、フルマラソンはおもしろいのだと。

仮に、ゴードンさんが「3時間35分が目標!」と宣言したとしましょう。
それがなんだと言うのでしょうか。
可能性は高いけれど、実現しても「自己ベストおめでとう」。
以上。話はそこで終わってしまいます。
やはり、高い目標を設定し、身を鍛え、
失敗を怖れずに挑戦する。
だからこそ驚異的な自己ベスト更新につながったし、
周囲の私たちも楽しませてもらったのです。
挑戦がなければ、何も生まれなかったのです。

一方の、にっしーさん。
まだサブ4の力はなかったのかもしれません。
でも、挑戦し、敗れたことで得られたことがいっぱいあります。
練習方法、ペース配分、糖分の補給、改善すべき課題が見つかったでしょう。
何より、打ち上げの席を一番盛り上げてくれたのは、
にっしーさんの走りっぷりでした。
仮に、にっしーさんが4時間29分の自己ベストだったとしたら。
やっぱりおもしろくありません。
ハーフが1時間46分なのだから、サブ4・5は当然。
と、誰もが思ったことでしょう。
高いレベルに挑戦し、敗れる。
挑戦したからこそ、経験できる悔しさなのです。

自己ベストを狙う。
もしくは、今の自分にとっての最高のタイムを狙う。
そのために、どんなペースにするのか。
自分でプランを立てて、走りながら自分の体と向き合う。
マラソンの醍醐味がそこにあることを、
お二人の走りが教えてくれました。

今シーズンは、かすみがうらマラソンが最後です。
失敗をおそれず、挑戦しましょう!
全力を出し切るドラマを、自分で演じてみましょう!!!




nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

佐倉マラソン報告 [佐倉朝日健康マラソン]

ゴールして荷物を受け取った後、
もう一度ゴールに戻ってきた。
隊長やにっしーさんがゴールするかもしれない。

もうすぐ5時間になる。
ランナーたちが次々と笑顔でゴールする。
ほとんどの人がガッツポーズをとる。

サブ5達成おめでとう。
そのタイムで完走するまで、どれだけ苦労しただろう。
42.195kmを走り抜いたのだ。
トレーニングを相当積まなければ絶対に走れない距離だ。
2016-03-27 21.28.06.jpg
満足そうに両手をあげる姿は、誰もが輝いている。
見ているだけで嬉しくなる。
ああ、私も1時間前に、そんな表情をしていたはず。
厳しい目標を掲げて、挑戦する。
乗り越えた喜びがここにある。

最初からハイペースで攻めてみた。
と言っても、1km5分15〜30秒程度。
2週間前のハーフでは5分10秒台で走りきっていたのだから、
あながち無謀とはいえないはず。

5kmは27分54秒。
スタート直後の渋滞を考えれば順調だ。

天候は曇り。
気温は10度くらい。
風もなく、最高のコンディションといえる。
記録の悪さは天候のせいにはできない。
時折、顔にあたる小雨が気持ちいい。

10km。
57分42秒。
ロスのない理想タイムは55分だから、まずまずだ。
ゼリーを摂る。

12km。
名前を呼ばれた。
STOさんだ。
ただ、道の反対側にいる。
すると、イチゴとチョコの入ったタッパーを持って並走してくれた。
隣に女性の姿も見えた気がした。
知っている人だろうか?
イチゴをいただいた。

15km過ぎ。
最初の鬼門というべき急な上りがある。
無理せずにスピードを落とした。

中間点、1時間58分58秒。
順調だと思っていたら、余裕は1分しかなかった。
ちょっとがっくり。
ペースが落ちないよう気をつけた。

30kmすぎ、トンネルを越えると、
両側に応援の人たち。
また STさんとマルシアさんがいた。
さっきの女性はマルシアさんだったか。
すると、マルシアさんがタッパーを手に走ってきてくれた。
オレンジをいただいた。
そういえば、去年も走ってきてくれて、イチゴをもらったっけ。
STさんの「コーラいらない?」と声は聞こえたけれど、
立ち止まる余裕はなかった。

35km、3時間12分40秒。
ここまで、事前のプランを完璧にトレースしている。
さらに上げれば3時間50分も夢ではないかもしれない。
でも、それまでの力はなかった。
30km過ぎから始まる見通しのいい田んぼ道。
遠い彼方へと続くように、まっすぐに続く。
右手にランナーが見える。
37km過ぎに右折し、さらに右折して折り返した人たちだ。
早くそこに行きたいが、なかなか最初の右折が来てくれない。
ちょっと気持ちが弱くなる。
あとでGPSで確認すると35〜40kmの1km平均は5分44秒と、
もっともペースダウンしていた。

「このままゴールすれば3時間58分くらいです」
後ろから声が聞こえた。
振り向くと、サブ4のペースメーカーだった。
しまった。
ペースメーカーに付いていくようなレースはしたくない。
ペースメイクは自分でする。
だからスピードを上げた。
もう上げられないけど、無理して上げた。

やっと40km。
3時間41分。
ラストスパートしても50分は切れないだろう。
そして、最後の上り坂。
佐倉は3度目だけど、これまではここで踏ん張ってきた。
今回は踏ん張れない。
サブ4と自己ベストは決まっているからだろう。
どんどん抜かれた。

坂道、上っていると、
「JACkさん余裕ですね」の声。
SINさんだった。
「疲れた!」そう叫んだ。
やっぱり応援されるのは嬉しい。
思えば、2年続けて応援してくれたマルシアさんには、
去年も、今年もお礼を言ってなかった。
上りきった。
あとは100mくらいの直線のみ。

自己ベスト、しかも、電光掲示板のタイムは3時間台。
初めて見る3時間台だ。
両手を上げた。

レース中はほとんど見えなかった日差しが、
正面から差し込んで、まぶしかった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いつも応援してくださる皆さん。
ありがとうございました!!!

ネットで3時間57分13秒。
グロスで3時間58分45秒。










nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

サブ4への挑戦 [佐倉朝日健康マラソン]

空を見上げる。
雲一つない青空だ。
天気予報では、曇りのち雨のはず。
雨が降りそうな気配は、今のところない。

直射日光があまりにきついので、
上に着るのはTシャツ1枚だけにした。
アームウオーマーも用意していたが、ポケットに入れた。
念のためサングラスを持ってきて良かった。

スタート後、しばらくは下り坂が続く。
ふと、前を見ると、見慣れた後ろ姿。
修行僧(ニックネーム)だ。
このところ、彼は連続で3時間50分台で走っている。
格好のペースメーカーになる。付いていこう。

10km。
58分。まあまあのペースだ。
これを維持すれば、サブ4の可能性は高いはず。
でも、最後までペースを維持できればのことだ。

15kmすぎ、最大の難所となる上り坂だ。
かなり急だし、長い。
GPSを見るとペースは6分30秒まで落ちていた。

18km。
通り過ぎた時、目の隅で見覚えのある青い旗を見た。
KANPEIコーチとマルシアさんだ。
私の前を行く修行僧に声援を送っていたが、
私が振り向いて手を上げると気づいてくれた。

20km。
ここまでずっと、km5分35秒前後と、
見事に一定のペースを刻む修行僧だが、
5分50秒くらいまで落ちてきた。
すぐに修正して上がるはずだと思ったが、
いっこうに上がる気配がない。
ずっと付いていって、40kmくらいで抜くイメージでいたが、
このままではサブ4は難しい。抜くことにした。

「修行僧さん」。並んで声をかけた。
「ああ」。彼は短く答えた。
もともと修行僧とは、ほとんど話をしたことがない。
声をかけても、いつもそんな感じで、
しかめっ面をしている。
基本的に女性としか話さない人なのだ。

ペースを上げた。

そんな修行僧のおかげで、
前半はずっと㌔5分35秒くらいのペースを保っていた。
目標がなくなると、いっそうきつくなった。

中間点。
1時間59分。
サブ4ギリギリのペースだ。
落とすわけにはいかない。
実は、すこしは貯金があるかと思っていたのだが。
ハーフの電光板では2時間0分55秒くらいだった。 
少しでもペースが落ちたら4時間は切れない。

左手に、またもKANPEIコーチとマルシアさんの姿が見えた。
でも、挨拶する余裕はない。
KANPEIコーチが見つけて声をかけてくれた。
小さく手を振った。
マルシアさんに名前を呼ばれたが、
振り返るほどの力もない。
すると、マルシアさんが駆け寄って来てくれた。
差し出されたタッパーに、真っ赤なイチゴがたっぷり入っていた。
3つつまんだ。
乾いた体の隅々に行き渡るような気がした。
文句なしで、今まで食べたどんなイチゴよりも美味しかった。

マルシアさんは、私の左手を走っていた女性にも「よろしければどうぞ」差し出した。
その美人女性も喜んで食べていた。

30km
2時間50分。
あいかわらず、サブ4ギリギリのペースだ。
28km地点に大きめのエイドコーナーがあるのだが、
食べている時間がなかった。

周囲はずっと田園風景。
眺めは悪くないが、単調だ。
おまけに、ようやく太陽が隠れたと思ったら、
今度は強い向かい風だ。

おやっ。前を走るのは副隊長・ゴードンさんではないか。
サブ3.5も近いはずなのに、こんなところに。
気配を感じたのか、近づくと振り向き、
「まだ、サブ4行けるよ!」と声をかけてくれた。
私は声を出す余裕もなかった。

苦しい。
サブ4は、こんなに厳しいものなのか。
もし、今、ペースを30秒落としても達成出来るなら、
すぐにでも落とす。
いや、10秒でも落としていいのなら。
落としたい。楽をしたい。

その後も単調な道が続く。
35km。
3時間21分。
5分30秒ならサブ4達成だ。
でも、6分以下では4時間は切れない。

何度もGPSを見た。
体は正直だ。
気がつくと5分50秒くらいのペースに落ちている。
体も、楽をしたがっている。
実は、今回はサブ4に自信があった。
それだけの練習は積んでいる。
周囲もそう思ってくれているはずだ。
4時間切って当然だと。
だから、ひそかに3時間50分を切ろうと思っていた。
そうすれば驚いてもらえるはず。
だけど、今回もサブ4は無理かもしれないと思い始めていた。

歯を食いしばってペースを上げる。
最後の最後にある上り坂はかなきつい。
5秒でも、10秒でも、それまでに貯金を作っておきたい。

38㎞の砂利道を抜けた。
声をかけられた。
S村さんだ。
でも、声を上げる余裕はない。
小さく、手を上げた。
私は知っている。
S村さんの隣に、ちょこんと置いてあるポットには、
熱々の美味しいコーヒーが入っていることを。
「ありがとう」そう言って一緒にコーヒーが飲めたら、
どんなに楽しいことだろう。

そういえば、前日からカフェインを絶っているせいか、
トイレには行きたくならない。
コーヒーも、緑茶もやめて、経口補水液しか飲んでいない。
やはりカフェインの利尿作用は侮れない。

40km。
3時間48分。
6分ペースまで落としたらサブ4は無理だ。
最後の坂道を前にペースを上げた。
上げても、上げても、気がつけば落ちている。

それほど風は感じなくなった。
雨は、まだ降らないだろう。

坂道だ。
おばあさんのような、小柄な女性に抜かれた。
これが実力の世界だ。

果たして、サブ4は成るのか?
去年の佐倉朝日健康マラソンでは、
自分のGPSでは4時間14分と、初めて15分を切ったと思ったのに、
記録証をもらってみたらタイムは4時間16分だった。
タイムがぎりぎりだとしたら、
ネットの記録達成は、記録証を見るまでわからない。

1分でも、いや、10秒でも縮めておきたい。

最後の急な坂道を上った。
厳しい。
上げたくでも、上げられるわけがない。

そしていよいよ直線コース。
電光板が見えた。
4時間は過ぎていた。
グロスでのサブ4はなくなった。
4時間0分55秒という表示直後にゴールした。
でも、ネットでは切れるかもしれない。
一応、ガッツポーズでゴールした。

サブ4かどうか、記録証を見ないとわからない。
その前に、ポカリスエットを飲んだ。

自分をじらしてから、記録証をもらった。
4時間は切れたのか?


sakura2boke.jpg


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回、佐倉へ行く途中、
スマホを落として壊してしまいました。
だから、連絡とりたい方ともとれなくなりました。
写真もありません。

応援して下さったKANPEIコーチ、マルシアさん、S村さん、
ありがとうございました。
そして、初マラソンでサブ5を達成したT梨さん、
おめでとうございます。

これまで応援して下さった皆さん、ありがとうございました。

想像以上に、苦しい苦しい戦いでした。


nice!(2)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

必勝のゼリー! [佐倉朝日健康マラソン]

サブ4への本番がいよいよ近づいて来ました。

今のところ天気予報では、午前中は曇り。昼ぐらいから雨。
気温は朝から11℃以上もあります。
湿度が高く、最高気温も17℃まで上がりそうなので、
かなり暑く感じるでしょう。
これまで、多くのレースで長袖の上にTシャツを着ていましたが、
Tシャツ1枚とアームウオーマー(明日買いに行きます)
の組み合わせで走ろうと思います。

これまでのレースでは、前日走っていましたが、
疲れが残っていることが多かったので、
試しに明日(土曜日)は走らず、ゆっくり休みます。

20150328_001040.jpg
写真は当日走りながら摂取する予定のサプリとゼリーです。
本番直前に左端のVESPA(スズメバチ抽出エキス)を飲み、
その後はメダリストのエナジージェル、ウェイダーのエネエイド、
メダリストのアミノダイレクト(顆粒)などを、
適宜、走りながら摂取します。
ゼリーが血糖値を上げて、BCAAとクエン酸が疲労を取り去ってくれるらしいです。

実力がないので、薬物に頼って走るのです。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

500kmですって [佐倉朝日健康マラソン]

 epson500.jpg

先日、今年の走行距離が500kmとの表示が出てきました。
epsonのGPSを使って走り、
パソコンに接続すると、サイトが立ち上がり、
ペースが速かった時とか、長い距離を走った時とか、
このように励ましてくれるのです。
もっと走っている方も大勢いらっしゃるでしょうが、
私にしては、ずいぶん走ったものだと、しみじみ。

レースまであと5日。
これからはペースダウンして、
当日に疲れが残らないようにしないと。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

佐倉朝日健康マラソン報告 [佐倉朝日健康マラソン]

家を出ると、大粒の雨だった。
4週間前の静岡マラソンを思い出した。
でも、気温は10度以上ある。
あれほど寒い思いはしないだろう。

京成佐倉駅を降りると、雨は降ってはいなかった。
5分ほど並んで会場の競技場へ向かうシャトルバスに乗った。
駅で佐倉マラソンの経験者二人、Mさん、W隊長と会い、
まずはアドバイスに従い200円払って荷物預け用の札を借りた。
着替えは、雨の予報だったので、脱ぐだけでいいように準備していた。
スタート前に荷物を預けようとしたら、
直前に札を借りた人たちは3000番台で、荷物預けの窓口には列ができていた。
到着してすぐに札を借りた、私たちは1000番台。窓口は空いていた。
なるほど、経験者のアドバイスは大切だ。

2014-03-30 08.29.24.png
さて、スタートが近づいて来た。
私は、思い切って「3時間30分~4時間」のところに並んだ。
どこまでついて行けるか、試してみたかった。
雨の予報だったが、ゴミ袋カッパは着なかった。
最高気温は15度の予報だから、
暑すぎると判断した。
そして、今回は何よりスマホは持っていない。
撮影よりもタイム重視だ。

スタートの「パーン」という音が、はっきり聞こえた。
この位置だと、動き始めるのも早い。
しばらくは住宅街を下る。
GPSでペースを見ると、キロ5分40秒程度。
サブ4ペースだ。
ちょっと早いが、このペースでどこまで走れるのか試したかった。
でも、ちょっときつい。
6分少々ぐらいだと余裕があるのだが、
5分40秒だといっぱいいっぱいだ。
後ろから来たサブ4のMさんに抜かれた。
声をかけると、「5㌔まではアップダウンあるから慎重に」とのこと。

佐倉はコースのほとんどが田んぼの中だ。
平坦で記録が出やすいという。
10㌔まで、キロ5分50秒ペースできている。
4時間のペースメーカーが後ろから来た。
けっこうな集団だ。それだけサブ4を目指す人が多いのだろう。
付いていけず、そのまま見送った。

14㌔にさしかかると、かなり長くて急な上り坂道があった。
ペースは緩めずに走った。
20㌔が近くなると、左手に印旛沼が広がる。
でも、その風景を楽しむ余裕はなかった。
小雨が降ってきた。風も強い。
15㌔くらいまでは、ずっと抜かれ放しだったが、
周囲のスピードと私のスピードが合ってきたような気がする。
ここで最初のゼリーをとる。


21㌔の中間地点。
GPSでペースを見ると、2時間5分。
悪くない。このままなら、4時間10分は切れるかもしれない。
後半にスピードを上げれば、きっと行ける。

前を見ると、見たことのある後ろ姿があった。
Nさんだ。私より速いサブ4のはず。
コンディションが悪いのだろう。
抜きながら「こんにちは」一言だけ、あいさつをした。

右は田んぼ、左は印旛沼。
天気が良ければ、田園風景が楽しめたかもしれない。
でも、ますます雨と風は強まっていた。

25㌔までは、ほとんどキロ5分50秒~55秒くらい。
2度ほど6分を超えたが、ほぼ予定通りのペースだ。
もし、仮に余裕があって、
30㌔過ぎてから5分30秒までペースアップできれば、
サブ4も夢ではないかもしれない。
でも、余裕はなかった。
28㌔付近の風車小屋の近くには規模の大きいエイドがあった。
ここに水、ポカリスエット、梅干し、パン、バナナなどのエイドがある。
でも、一度には全部食べられないから、
もっと分散してほしいと思った。
バナナも1本まるごと渡されるので、半分しか食べなかった。

気がつくと、GPSのペースはキロ6分5秒くらいに落ちていた。
スピードを上げたい。でも、上がらない。
サイクリングロードの道は細い。
あちこちに水たまりがあり、
それらを避けて走るようになった。
28キロまでは、これまでの最速ペースで来ている。
このまま行けるのか、それとも落ちるのか。

30㌔を過ぎたとき、
またも見慣れた後ろ姿を発見。
サブ3も間近と思われるYさんだ。
「Yさん」声をかけて、抜いた。
苦しそうな顔をしていた。
Yさんには申し訳ないが、ちょっと嬉しかった。

6分台には落ちたが、
それでも6分5秒程度はキープしていた。
まだ、最後に踏ん張れば、いい記録が出るかもしれない。

2つめのゼリーをとった。
34㌔を過ぎると、見通しの良い直線だ。
同時に、雨、風がいよいよ正面から吹き付ける。
スピードを上げたつもりだが、GPSを見ると全然上がっていない。
特に痛いところはない。
でも、なぜかスピードは上がらない。

前日まで石巻にいたため、
昨夜は11時半に帰宅した。睡眠不足だろうか。
ここからゴールまでの8㌔は、あまりに遠く感じる。
38㌔。道が未舗装道路になった。
しかも水だらけだ。
GPSで確認すると、36㌔から39㌔までは、
キロ6分14~18秒まで落ちていた。

あと3㌔。
もう4時間10分も難しいだろう。
しかし、なんとしても4時間15分か切りたい。
ふんばってスピードを上げた。
少し調子が出てきた。
抜かれもした。
でも、抜かれたら必ず抜き返すことにした。
なんとか5分台ギリギリのスピードになった。
わかってはいたが、運動場手前の上りはきつかった。
それでも、歯を食いしばってスピードを上げた。
ゴールが見えた。
もうすぐ終わる。4時間15分が切れそうだ。
ゴール手前、写真用にポーズを撮ってゴールした。

GPSでは、4時間14分55秒だった。
自己ベストは5分更新だ。
喜んでいいだろう。
でも、記録証を見て驚いた。
記録は4時間16分04秒。
ネットは4時間15分14秒。
GPSでは4時間14分台だったのに。
ちょっとがっかりした。

ゴール後、しばらく4時間30分くらいでゴールするはずの、
Wさんをゴール付近で待った。
しかし、姿は見えなかった。
そうしているうちに、寒くなってきた。

更衣室に行ったが、泥だらけ。
グランドの芝生の上で着替えた。
手がかじかんで、なかなか着替えられなかった。

おしまい。


佐倉朝日健康マラソン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。