本番３日前です

福岡マラソンへ、あと３日になりました。
しっかり調整しなければなりません。

今週から、NHK　eテレで、
「３か月でフルマラソン　めざせサブ４！」が始まりました。
私がマラソンを始めたきっかけが、この番組です。
３年前、「3か月でフルマラソン」を見て、録画して、
しばらくは、この番組の情報だけを頼りに、
一人でトレーニングをしていました。
何度も見返し、テキストも読み返したものでした。

サブ４を狙おうとしているこのタイミングで、
続編の「めざせ、サブ４」が始まるのは、
何かのご縁でしょうか。
しかも、今回の放送の情報を下さったheboryさんは、
初マラソンの前日に貴重なアドバイスを下さった方です。


さて、実際は３か月後ではなく３週間後の「つくばマラソン」でサブ４を狙っています。
その前哨戦である福岡マラソンは３日後に迫っています。
「３か月でフルマラソン　めざせサブ４」　のテキストを読むと、

サブ４に向けた調整メニューとして、
本番４日前に１０㎞ペース走。
３日前に６０分ジョグ。
２日前は休憩。
前日に４０分ジョグとウインドスプリント３回。

という、割とハードな内容。
これくらいやったほうが、
最初は体が重く感じるので、
前半のオーバーペースが防げるのだそうです。

私の場合、４日前（昨夜）は宴会で走れず。
そして今日は６０分ペース走を行いました。
小雨の中、気温は１５度くらいでしょう。
快適でしたが、１０㎞を、ちょうど６０分。
そんなにゆっくり走ったつもりもないのに、
結果的には、かなりスローペースでした。

ランチは洋食で、パン少々だったので、
カーボが不足していたのでしょうか。
明日は走らない予定です。

久しぶりの福岡。
旧友と杯を重ねる約束をしてしまいました。
もちろん、軽くです。
楽しみです。

山寺にて

静けさや　巌にしみいる　蝉の声

松尾芭蕉の有名な句は、ここ山形の山寺で詠まれました。

訪れた日は平日でしたが雲一つない青空。
多くの参拝客というよりも、
登山客でにぎわっていました。

私は登山道の入り口でＵターン。
駅に戻ることにしました。

というのも、前日、松島から石巻へ28㎞を走っている最中、
22㎞すぎに左膝が痛み出し、
走れなくなってしまったのです。
一夜明けても、痛みは消えず、
駅の階段の上がり下がりに苦労しているのです。
ここに来る前から、山寺の階段は無理だとわかっていました。
かといって他にすることもなかったのです。

参拝客というのか、登山客というのか。
私よりずっと年上の、
６０代後半から７０代という雰囲気のグループが目につきます。
登山靴でさっそうと上って行きます。
中には足元もおぼつかないようなおじいさんも見かけましたが、
それでも、ゆっくりと一段一段、上にあがって行きます。

彼らは上れるのに、私には上れない。

前日の同じ時間には、そんなことは考えられませんでした。
１０００段なんてササっと上り切ってしまうつもりでしたから。
膝の痛みは、いつまで続くのか。
見当がつきません。
自分の足が、こんな状態であることが、
まだ信じられない思いです。
昨日まで、あんなに走っていたのに。

駅と山寺の間には、清流が流れています。
魚影が見えました。
ヤマメでしょうか。
イワナでしょうか。

芭蕉はまた、その生涯を閉じる直前に、
こんな句を残しました。

旅に病んで　夢は枯れ野を　かけ廻る

駆け廻る日々はいつになるのか、
42.195km先にあるゴールを目指す日が遠くないことを祈りつつ、
私はわずか１時間の滞在で山寺を後にしました。

松島から石巻へ

日本三景の１つ、松島に行く用がありました。
せっかくなので、松島から石巻の実家まで走ることにしました。
気温は25℃はあるでしょう。
この時期の東北にしては暑いものの、
風は爽やかです。
松島の観光ポイントの１つ、五大堂は大変な賑わいでした。

午後２時過ぎスタートです。
今日はGPSに頼らず、ゆっくりと、一定のペースで走るつもりです。
渋滞している国道45号線から、県道を海岸線に沿って走ります。
アップダウンの連続です。
最初の５㎞はキロ６分ペース。
これなら楽勝です。
海岸線に沿って、JRの仙石線の線路が見えました。
震災のため、まだ不通になっています。
私は海の中を走るような、この辺りの車窓が好きでした。
来年再開予定ですが、今度は少し内陸を走るとか。

ほぼ10㎞で、ちょうど野蒜駅です。
震災直後、この辺りは見渡す限り瓦礫の山でした。
野蒜駅はもちろん営業していませんが、
併設のコンビニで水分補給です。
すぐに鳴瀬川と吉田川が海にそそぐ河口に出ます。
左に黄色く色づいた水田が広がっていました。

中学のころ私はこの道が好きで、何度も自転車で来たものです。
40年後,まさかその道を走ろうとは。

橋を渡り、また国道45号線。
陸前小野駅辺りで15ｋｍ。もうすぐ矢本です。
自衛隊の松島基地があります。
こんなモニュメントもありました。

実家に戻るため、矢本で北側の農道に入ります。

２２㎞。矢本駅の裏側で、急に膝が痛くなりました。
ストレッチをします。
痛みは消え、また走り始めます。
すぐに痛くなりました。
しばらく、この繰り返しで３㎞は走ったでしょうか。
今度は痛みはいっこうに消えません。
だんだん、歩いていても痛むようになりました。
KANPEIコーチの「膝の痛みは、我慢してもなんも良いことは何もありまへん」
そのアドバイスが何度も頭をよぎりました。
しかし、せっかくなので、自力で実家まで帰りたい。
そんな葛藤もありました。
しかし、歩くことさえ、辛くなってきました。
もう、とっくに日は沈み、もう真っ暗です。
実家に電話しました。

石巻西高校の前に迎えに来てもらいました。
もう実家からも近いビジネスホテルが見えています。
あとちょっとなのに。
トレーニングとはいえ、始めてのリタイアです。

大阪マラソンまで１ヶ月。
明日、目が覚めたら、痛みが消えていてほしい。
いま、それだけを考えています。

真夏のＲＵＮ

暑いですね。
首都圏には連日、高温注意報が出されています。
こんなに暑い中で走るのは、決して体に良いこととは思えませんね。
でも、走らなければ10月の大阪に間に合いません。


猛暑の中、昨日も野鳥公園を中心に仲間たちと走りました。
1周3㌔のコースを2時間。
１周ごとに、クーラーバックの中にいれておいたスポーツドリンクを飲み、
水を頭からかけて冷やして、なんとか５周。
まだ時間はありましたが、次の6周目に入る気力はありませんでした。

「苦あれば楽あり」と言いますが、
走り終えたときの満足感、開放感は何ともいえません。
そして、冷たいビールを飲む喜び。
普通にビールを飲んだときの何倍も美味しく感じます。

こんな暑さの中トレーニングを続けるには、
走り終えたあとの喜びが必要ですよね。

ダッシュから始まるそうですよ

さっさと会社を出て帰宅しました。
走るのです。

まず、ウォーミングアップで1㌔ほどキロ7分ペースで。
そして、野鳥公園に入ってスピードアップ。
キロ4分台で1㌔弱走りました。

もちろん、そのままでは持たないので、
通りに出てから5分30秒くらいに落として走りました。
国道３７８号線沿いの歩道に入ると、
前方を女性が走っています。
人通りが少ない暗い歩道です。
そのまま私が追走するのでは、不気味な印象を持たれると思い、
一気に抜くことにしました。
でも、女性もキロ5分台の、なかなかのスピードでした。
そのため抜くのはちょっと大変でした。
そして、抜いてから、すぐに速度を落としたのでは、
やはり不気味な印象を持たれるかもしれないと思い、
仕方ないので、そのままペースを上げました。
その状態で次の信号まで2㌔。
ゼイゼイ、ハアハア、疲れました。

その後、信号を超えてからはキロ6分台にペースは落ちましたが、
またなんとか上げて、結局 9.34kmを54分48秒でした。

野鳥公園の1㌔を全力で走ったのは、
体内のグリコーゲンを枯渇させて走ることが、
フルマラソンで30㌔以後走ることに役立つと、
月刊ランナーズに書いてあったからです。
「自己ベストへの道は50㍍ダッシュから始まる」
そうですよ。

サブ4への道

サブ４へ挑戦する日が決まりました。
２０１４年１１月２３日のつくばマラソンです。
大安吉日です。

それまでのレースは、このようになっています。
１０月１９日、タートルマラソン（ハーフ）で２時間を切る。
１０月２６日、大阪マラソン・４時間２０分以内で走る。
１１月　９日、福岡マラソン・LSDのつもりで５時間以内で走る。
１１月２３日、つくばマラソン・４時間を切る。
というプランです。
１か月の間に３回もフルを走るのですから、
体は大丈夫なのか、自信があるか、ないのか、今は何ともいえません。
あえて、このように「挑戦する」と書いたのは、
ただ、そうしたほうが面白いと思ったからです。
有言実行になるように、しっかりトレーニングをしていきます。

さて、今日はいつもの仲間と私の家の近所の公園を走りました。
１周３㌔弱のコースを１０時２０分から走り始め、正午まで。
何周するかというものでした。
みんなゆっくりLSDでしたが。


私にとって、いつも一人で走っているコースなのですが、
やはり仲間と走ると気分が違います。
楽しいです。
ただ走っているだけなのに、楽しいのです。
１５㌔以上走ったのは久しぶりですが、今日は余力がありました。
これから、ペースアップ走など、負荷をかけるトレーニングを増やして行く予定です。

目標が決まって、いよいよスイッチオン！！です。