雪の原野を走る<北海道弟子屈町> [ラン旅]
氷点下12.9度。
路面には根雪のうえに昨夜の雪が残っている。
こんな雪の上を走るのは無謀だろう。
そう思ってあきらめていたが、
弟子屈市内で高校生らしい男の子が走っているのを見かけた。
こんなところでも走れるんだ。
そういえば、札幌に住んでいる時、
蕎麦屋が片手で自転車に乗り出前しているのを見かけたっけ。
道は雪と氷でカチカチだったのに。
よし、走ってみよう。
こんな状況で走るチャンスも、そうあるものじゃない。
午後4時過ぎ、ホテルを出た。
首をかくし、ウインドブレーカーも頭からかぶるが顔は冷たい。
でも、走り出すと、それほどの寒さは感じなくなった。
弟子屈町川湯の温泉街はそれ大きくはない。
5分も走ると国道に出た。
山の方角を目指すことにした。
あの山の向こうは摩周湖があるはず。
右手に中学校を見て山の方角へ、転ばないようゆっくり走る。
もう建物は見えない。
ひたすら山に向かってまっすぐ伸びる道があるだけだ。
どこかで戻らなければ。
そう思っているうちに、
走っているは除雪されておらず、行き止まりに。
左に曲がる。
そのまま数百メートル走ると、
農場のところで、また行き止まりになった。
まだ3kmほどだが、町の方向に戻ることにする。
雪の上で白い柴犬のような犬がギャンギャン吠えている。
この雪道を走っている男なんて、犬でなくても不気味に思うだろう。
また国道に出た。
もう少し走りたい気もしたが、
この先、どこで川湯温泉に戻ることができるかわからない。
道があっても除雪されていないと通れないからだ。
Uターンして川湯へ。
住宅が並ぶ道を走ると、
「大鵬通り」という標識があった。
大横綱、大鵬の出身地なのだ。
川湯には大鵬記念館もある。
写真を撮ろうと止まろうとしたら、
後ろに転びそうになった。
油断大敵。
寒いランニングのあとは、
温かい温泉待っている。
寒い寒いこの土地も、
まあスピードを出さなければ、そんなに問題はないかもしれない。
ご無沙汰です。
待ってました。
北は北海道から南は沖縄までまさに
〝ニッポン旅ラン”ですね。
かれこれ20ヶ所近いですね。
少しの時間を見つけて走りだす。
私も見習いたいです。
それにしても三月の彼岸の北海道はまだ雪があるとは驚きです。
寒そうー
これからも楽しみにしてます。
by 49歳初挑戦男 (2018-04-02 19:30)
49歳初挑戦男さん
コメントありがとうございます。
長い間放っておいてすみません。
記事を書いてから、あとで見直そうとすると、
つい億劫になり時間がたってしまいます。
北海道も2月に行ったのに
ひと月たってからになりました。
今、熊本県の天草にいます。
港の風情があります。
明日は走りたいと思っています。
by Jack (2018-04-05 17:11)