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海峡の街へ、ふたたび<山口県下関市> [旅ラン]

このニッポン旅ラン!のスタートは下関だった。

私にとっては特に思い入れのある町だ。

そして1年3ヶ月ぶりに再び訪ねることができた。

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下関は決して大都市ではないけれど、

多くの名所に恵まれている。

関門海峡、壇ノ浦、関門トンネル、巌流島、唐戸市場、赤間神宮、桜山神社etc

その中でも下関で走るなら、絶対お勧めの場所がある。

それは関門海峡の海底トンネルだ。


ホテルを出て右手に海を見る。

狭い海の向こうに見えるのは北九州市門司の街並み、

大きなタンカーや貨物船がいつも行き交う。

1kmも走らないうちに遊園地や水族館、飲食店のはいったカモンワーフ、

唐戸市場など観光ポイントが次々に現れる。

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左手には「耳なし芳一」の塚がある赤間神宮。

そこまでくれば関門橋はもう目の前だ。

関門橋をくぐったあたりは去年、工事中だった。

今はきれいに整備されたオーシャンフロントのデッキで走りやすい。

ここの住所は下関市壇ノ浦町。

言わずと知れた数々の歴史の舞台だ。

関門橋の下、みもすそ川公園には長州藩の砲台や源平合戦のモニュメントがある。

海底トンネルへの入り口もここ。

大きなエレベーターで地下へ行く。

ちなみに無料。

トンネルの入り口はちょっと広いスペースで、

ウオーミングアップにもちょうどいい。

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いたいた。

ウオーキングするご夫婦、

ジョギングする中年女性たち。

外国人観光客が歩いて目指すのは、トンネルの中間点だ。

トンネルの長さは800m弱。

歩いたら数分、走ればあっという間に着く。

何もないただのトンネルなのに、

本州と九州をつなぐ海底トンネル。

しかも歴史の舞台などと思うと、

ただのトンネルとは一味もふた味も違う面白みがある。

ここまでは山口県、この先は福岡県だ。


海底の県境で写真をとる。

去年と壁のデザインが違っていた。

今までのほうがわかりやすと思ったけれど、

今年は関門トンネルが出来て60周年ということだった。


さあ、福岡県側へ向かおう。

ここから400メートルほどなので、

あっさり着いてしまう。

一生懸命トレーニングしている人は何往復もするのだろう。

でも、ひとまずエレベーターに乗り地上へ。

北九州市門司区になる。

源平合戦や長州砲のモニュメントがある下関側と比べると、

特に派手なものはなく、ちょっと寂しい感じがする。

去年は、ここから山登りをしたけれど、

これといった眺めには出会えなかったっけ。

ここまで、ホテルからほぼ5km。

下関に帰ることにする。

ふたたび何もないトンネルを通る。

何もないけど、なぜだろう。

走っていて気持ちが満たされる。

反対側に着くと、

「あれ、もう着いちゃった」という切なささえ感じてしまう。


海底トンネル、唐戸市場、カモンワーフ。

下関は旅ランの中でもわかりやすくてバリエーション満点のコース。

今でも旅ランを続けているのは、そんな記憶のおかげかもしれない。


2月の夕方は、暗くなった空にカモンワーフの灯りが映えていた。

でも、6月はまだ明るい。

明るいのに、6時で閉店した店も多いのか、

ちょっと寂しい気がした。


海響ゆめタワーが正面に見える。

暗くなりかけた空に灯りがともり始めていた。

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