武家屋敷の町並みを駈ける<秋田県仙北市角館> [ラン旅]
気温はまだ高いけれど、
吹く風が爽やかに感じるのは、
湿度が低いせいなのだろうか。
秋田新幹線も停車するJR角館駅前の観光案内所に荷物を預けて、
武家屋敷の町並みを走ることにした。
駅前に山車がかざってある。
今週末、角館まつりが行われるらしい。
駅から伸びる商店街を走り、
右に折れるとまもなく武家屋敷が続く。
角館は「みちのくの小京都」と呼ばれる。
広い道の両側には黒い塀の広い屋敷が並び、
そのいくつかは、自由に見学することができる。
背の高い並木のおかげで、
道幅の広い武家屋敷通りは影に覆われている。
走るにも絶好のコースといえる。
直線距離では1kmもないかもしれない。
だから、何度も往復した。
武家屋敷の近くを広い川が流れていた。
田沢湖とつながっているのだろうか。
写真で見たことがある。
確かこの河原は、桜の名所としても有名だったはずだ。
そして今はコスモスが揺れていた。
何度も往復していたせいか、
その都度目があってしまうお土産屋さんのおばさんは、
「またか」という目でこちらを見ていた。
今日、新幹線で帰る前に汗を流したい。
街中に「角館温泉」があったはず。
古いのれんをくぐった。
日曜の午後。
人の姿は少ない。
のんびり浸かりたいところだけれど、
湯船の温度は44℃はあったろう。
とても長風呂にはできなかった。
ぬるいお風呂が私は好きだ。
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