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海底トンネルを走る<山口県下関市> [ラン旅]

山口県下関市
これほど多様な観光スポットに恵まれた町は珍しい。
大阪や京都などの大都会は別にして、
下関は長崎や函館に匹敵するほど見所が多い町。
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                     (火の山からみた関門海峡)
壇ノ浦の合戦や巌流島、
幕末の下関戦争など数々の歴史の舞台になった関門海峡。
対岸は福岡県北九州市門司区。
狭い海の道を貨物船や豪華客船旅客船が次々と行き交う。
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               (みもすそ川公園の源平合戦の像)
 
下関駅の近くにホテルをとった。
海峡の下にある海底トンネルまでは約5キロ。
からとワーフや唐戸市場など、
観光客でにぎわうあたりを船を眺めながら走る。
山側には洋風建築の旧英国領事館や赤間神宮などが現れ飽きることはない。
 
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                     (赤間神宮)
関門トンネルが車道と人道がある。
車道の下が人道という歩行者専用のトンネルになっている。
今回の目的地はその関門トンネル人道を走ることだ。
世界でも例をみない歩行者専用の海底トンネルなのだ。
関門橋のほぼ真下にあるみもすそ川公園。
源平合戦の像や下関戦争の砲台跡が数々の歴史の舞台だったことを物語る。
地下には大型のエレベーターで降りる。
ロータリー風の休憩スペース。
門司まで続く海底トンネルの入り口だ。
ちょっと湿ったような空気に包まれる。 
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門司を目指して走り始めた。
5分も走らないうちに山口県と福岡県の県境があった。
このトンネルは約700メートル。
しっかりトレーニングしたいランナーは何度も往復することになる。
下関、門司、それぞれのロータリーに着替えやドリンクを置いている人もいる。
ひょっとしたら世界でも珍しい恵まれたコースかもしれない。
無料の駐車場があり、
雨、風、寒さ、暑さもしのげるランニングコースなんて、
そうそうあるものじゃないだろう 
地下だから景色は楽しめないけれど、
海底を走っている妙な面白さは感じるはずだ。
何度も同じランナーやウォーキングの人とすれ違う。
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今回の旅では4日間のうち2度走った。
海底を走った妙な達成感があり、
帰り道には海峡の景色もたっぷり楽しめる。
夕暮れに対岸の門司の町が輝き始めた。
下関海響タワーのシルエットが夕日に浮かび上がった。
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これから当分の間、旅RUNを続けます! 
 
下関burogu.jpg 















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コメント 2

49歳初挑戦男

こんにちは。

今頃になって記事がアップされているのに気づきました。
遅いコメントですみません。

関門海峡にそんなに見所があるとは知らなかったです。
初めての土地を走りながら観光出来るって楽しいでしょうね。
車からの観光でははわからない空気感を味わえると思います。
私も下関に行った時は関門トンネルをランニングしてみたいです。

またレポートお待ちしております。
by 49歳初挑戦男 (2017-04-11 07:57) 

Jack

49歳初挑戦男さん
記事はアップしたばかりです。
こちらこそ、お知らせせずにすみませんでした。
2、3本記事を上げてから連絡するつもりでした。
これから、しばらくは旅RUNを楽しむ予定です。

by Jack (2017-04-11 22:18) 

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